2014年12月30日火曜日

サイフォンの為の器具作成 その2

ど~も。

年末に気が緩みまくっています、NaCです。



気の赴くままにブログのデザインを変えてみました。

少しは読みやすくなったでしょうか。


今回は、前回の続きです。





前回は、サイフォン部分のパイプを作成しました。

 ⇒ サイフォンの為の器具作成 その1



今回はサイフォン入口部分の仕掛けの作成を行います。


図の赤丸の部分です。




それでは作業に入ります。



今回使用するのは、厚さ2 mm、直径50 mmのアクリルパイプです。

「プラスチックの専門店」さんで購入しました。

 ⇒ プラスチックの専門店(楽天市場)





購入は1 m単位だったので、330 mm × 3本にカットしてもらいました。


さて、

まずはアクリルパイプを320 mmにカットします。




カットする場所に印をつけて、




ずれないようにマスキングテープをまいてから切断します。


切断できました。




切断面のヤスリがけをします。




続いてスリットを入れます。

といっても、

等間隔に50 mmほどの切込みを入れるだけですが。


等間隔に印をつけるため、

円を16等分にしたものを紙に書いて印を付けました。




こんな感じ。


印をつけたので、切込みを入れていきます。




結構時間と手の力が掛かりました。

苦労して出来たものがこちらです。





・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


苦労して切込みを入れたのに、

テープをはがす時に割ってしまいました・・・。



OTZ


作り直したのがこちらです。




まぁ、

1回目より綺麗にできたということでよしとしますか。


続いては、

そこの部分に蓋をします。


蓋もアクリル板で作成します。


厚さ2 mmのアクリル板を用意します。




木工用ホールソー(直径52 mm)を用意します。




いざっ!




ちなみに、このホールソーを使用すると、

中心に穴があきます。




空いた穴は、

20 mm角に切ったアクリル板で塞ぎます。


なので、気にせずに凸します。




途中経過です。




あと少しというところで割れてしまいました。

余分な部分は手で折ってからヤスリで整えます。





ヤスリは、

金属ヤスリのあと紙ヤスリをかけます。



さて、

中心に空いた穴を塞ぐため、

20 mm角のアクリル片を用意しました。




これを先程の穴の部分を塞ぐようにしておきます。




これをアクリル用接着剤で接着します。




中身はこんな感じです。




シリンジはホームセンターで普通に購入できます。

針(先は尖っていない)は付属品でした。


接着剤をシリンジで吸って、

接着したい場所の隙間に流し込みます。






流し込むというより、

毛細管現象を利用して勝手に充満するに近いですね。




バイオ理系的に言えば、

urea変性ゲルを作成する際のガラス板に流し込む感じの要領に近いですね。


数分で完全に固まるのでそれまで指で押さえておきます。




今度は同じ要領で、

このパーツをアクリルパイプの底に接着します。




写真を注意深く見てもらえればわかるのですが、

52 mmのホールソーで切り取ったにも関わらず、

直径が50 mmよりも小さくなっているんですよね。


ホールソーで切り抜いたときは、

「穴の直径」が52 mmなのであって、

「切り抜いたもの」はノコギリの刃の分小さくなるということのようです。


盲点でした。



まぁ、

無事に接着は出来たのでよしとしましょう。



次は支えパーツを作成します。

厚さ5 mmのアクリル板を、長さ50 mmにカットします、




切断面は丁寧にヤスリがけをします。


特にこの切断面は、

先程の円柱の底部分と接着する場所なので、

しっかりと磨き上げてつるつる~にします。


具体的には、

直角になるように

磨きます。




私の場合は、横に直角になるように添え木を置いてヤスっています。



その次に、

カットしたものを縦に半分に切ります。





カットしたものです。




もちろんヤスリがけをしてます。


今度は、

これを向かい合わせに接着します。




固定するためにマスキングテープを巻き、

接着剤を流し込みました。


これを、

先ほど念入りに磨いた面が接着面にして、

円柱の底に接着します。




こんな感じです。


今回の作業は以上です。



これで、

水槽装置全体のパーツは揃ったので、

次回より水槽の組上げに移ります。



9月の終わりに始めた作業が、

12月までかかるとは、

いったい誰が予想できていたのだろうか(いや誰もいない:反語法)


次回でこのバイオ理系の水槽も最後を迎え・・・





まだ、始まってねぇ!!



次が終われば、ようやくバイオ理系の水槽が始められます。



ということで。

では~。


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